| 反社会学類 |
名実共に学類再編でなくなってしまった うちの大学の幻の第四学群。
(説明は面倒なので省きます。 興味ある人はこのページでも見てください。 http://www.kyouiku.tsukuba.ac.jp/~kohorogi/fourth/4thintro.html)
ページを見る限りまだ残っているようですが… でも、こんな遺産を残してくれた人がいました。 (うちの大学とは全く関係ないけど…)
「反社会学講座」(パオロマッツァリーノ) http://www.amazon.co.jp/%E5%8F%8D%E7%A4%BE%E4%BC%9A%E5%AD%A6%E8%AC%9B%E5%BA%A7-%E3%81%A1%E3%81%8F%E3%81%BE%E6%96%87%E5%BA%AB-%E3%81%BE-33-1-%E3%83%91%E3%82%AA%E3%83%AD%E3%83%BB%E3%83%9E%E3%83%83%E3%83%84%E3%82%A1%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%8E/dp/4480423567/ref=sr_1_1/250-5321100-7178648?ie=UTF8&s=books&qid=1186066189&sr=1-1 とにかく面白かった。 はじめは「反社会」学と思って買ったのだが、 実際は「反」社会学であった(どうでもいいけど) でも究極は社会学入門書とも感じられるものであるから、 反面教師はやっぱり必要なのである。
イタリア人が書いたのかというと、 実際は偽名らしい。 本人はあくまでも書き逃げしたいみたいだ。 ただ、面白い以上に世の中を良く見ているな… って色々考えさせられる内容だった。 この本を読んでわかったのだが、 話の内容の大体は http://mazzan.at.infoseek.co.jp/index.html#mokuji このホームページに記載されている…(笑)
ぜひ読んでみて興味を持ったら買ってみてください。 まずはじめは社会学の批判から入る。 そういう作者も社会学者のような気が… ってことはこの批判があっているとも限らない。 でも、間違っていたとしても 面白いから罪はない。 というか読者の方で本当は正偽を 判断していかなければいけないのに、 大半の現代人ってのは、 自ら調べることをせず、 人任せにしきっていて、 批判するときだけ批判して、 改善案は示さないんですよね。 まあこう言いながら自分自身苦しいのですが…
「問題は、自分をダメな学者だと 自覚している学者は一人もいないことだ」 なんてなかなかいいことを言っている。 まあ、僕も将来その一員になる可能性が否定できないが… 少なくとも謙虚な学者になりたいと思う。
社会学では統計が良く出てくるが、 これを用いると手品並みのトリックが達成できる! らしい。本書によると、
「切れやすいのは少年でなく実は中年だ!」 とか 「パラサイトシングルが日本を救う!」 とか 「フリーターのおかげなんです」 とか 「日本人は勤勉ではない」 とか 「少子化は問題ない」 とか、 現代の社会問題となっていることをばっさばっさと 切っていく。 鵜呑みにするのはもちろん間違っているだろうが、 お役人さんの真面目な話より、 こっちの方が何倍も正当性を感じることができるのは、 何故だろうか?
そして最近僕が考えていたことと 全く同じことを根底に持っていてそれが面白かった。
人は正しさでなく楽しさで動くものなのです。 論理を重視しすぎる秀才達は世界を合理的に 解釈しようとするあまり、 ときとして人間が感情のままに不合理な 行動をするという事実から目をそらしてしまいます。 人の心を揺り動かすのは、 冷静な思考や隙のない弁論ではなく、 エンターメント性と情熱です。
昔も今も人間は等しくいいかげんです。
がむしゃらに働き、敵を食い尽くす欧米の 白人エリートのようなやり方は 日本人の体質にはマッチしないのです。 だって休暇もそうじゃないですか。 白人は何週間もまとめてがっととりますが、 日本人は週休3日くらいのペースで ちびちび働き続けるのが 日本人の性格にあっているのです。
昔は良かった。 たしかにそうです。 西洋文明のさるまねを始める以前の 日本人の生き方は本当にすばらしかったのです。
そうなんです。 何故今の世の中生きずらい世の中なのか? この本読めば、 ある一定の思考方法に凝り固まった 自分自身(と現代社会)を反省できるはずです。
最後に自分自身の反省点。 日本人は基本的にコミュニケーションを嫌います。 他人に何かを頼むという単純な コミュニケーションさえ恥だと考えます。 その反面、誰かが場の空気を読んで、 困っている自分を助けてくれないかな、 と屈折した依存心を心に抱いています。
自分でも思っていても、 自分自身の力では否定できない。 やっぱり人間は自分に都合のいいように 思考が回転するようにできているみたいです。 まあ、そうでもないと息がつまって 窒息してしまうでしょうが… 最近そんなふうにユーモアチックに割り切れるように なったのが幸なのか不幸なのか…(笑)
そしてまとめも個人的には気に入った。
「自立している人」などどこにもいやしません。 世界中の誰もが誰かに依存して成り立っている のが現代社会です。 他人に迷惑をかけずに生きることなどできません。 自立の鬼は、自立という幻想を喰らっている 妖怪です。 それじゃあ何もしなくていいのかというと そうはなりません。 依存と努力の両立こそが大切ですが、 今の日本人は努力を勧めているようで 実は暗に結果を求めています。 「やればできる」 ではなく、 「できなくてもいいからやってみろ それでダメなら生活保護があるさ」 こう教えるのが本物の教育者。 努力するのは宝くじを買うのと同じ。 買わなきゃ永遠に当たらないし、 買っても当たる保証はない。 もしかしたら… と買い続けることが楽しいのです。 人生もそんなもんですよ。
今の世の中の人は、 進化論にとらわれすぎて、 成長しなきゃって焦っているけど、 もっと昔を見習って、 謙虚にそして、 真の意味で自由になる必要があるみたいです(笑)
うまく書けなかったけど、 今回はこの辺で。 何十年後か先には、 僕がこんな思考の娯楽を楽しんで 本でも出版しているかもしれない。 そのためにも日々自分が楽しいと思える 勉強を継続していかないとね(笑) 色々依存するかもしれませんが、 その時はどうぞ優しく面倒を見てください。 よろしくお願い申し上げます(笑)
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Author:タム
こんにちは。 大学4年生になりました。 タムです。 今年も、 終点なき道を走り続ける予定… 寄り道ばっかだけどね。 そんな僕ですが、 優しく見守っていただけたらと 思います。 コメントとかもどしどし 寄せて下さい。 よろしくお願いします!!
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